2012年6月26日火曜日

広島巨人第7回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失

巨人 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 9 0

広島 2 0 0 1 2 0 0 0 X 5 9 1

戦評
6月26日(火)広島 vs. 巨人 7回戦
広島は同点で迎えた4回裏、堂林のソロで勝ち越しに成功する。5回には梵、岩本の連続適時打でリードを広げた。投げては、先発・大竹が7回2失点の好投で今季7勝目。その後を今村、ミコライオの継投で締めた。敗れた巨人は先発・ホールトンが試合をつくれなかった。

責任投手/本塁打
勝利投手   
[ 広島 ] 大竹(7勝2敗0S)
敗戦投手   
[ 巨人 ] ホールトン(5勝6敗0S)
セーブ   
[ 広島 ] ミコライオ(1勝3敗5S)
本塁打   
[ 巨人 ]
[ 広島 ]  岩本 3号(1回裏2ラン) 、堂林 7号(4回裏ソロ)

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2012062603/top

 

 

今年相性の良い巨人との第七回戦。先発は昨年の怪我から回復して以前はひどかった四球病も改善され、安定感の増してきた大竹と、ホールトンとの対決。広島が9安打と内2本のホームランにより5点を奪い勝利。

やはり最近の岩本の調子はよさそうですね、悪い時期にありがちなどうでもいい高めのボールを空振りして三振とか、低めのくそフォークを空振りして三振とかが最近は無いです。しっかりボールを見て打てている用に思えます。あとは絶好調天谷から梵、岩本に繋げる流れができていた事が良かったですね。天谷出塁から安倍が送るもしくはフォアボールを選んでチャンス拡大してからの梵のバッティングがどう転ぶかで、一試合で2,3点は点の取れ方が変わるので、ここの好調を維持していくことは大事です。

そして7番堂林の長打にここが加われば脅威の打線になることまちがいなしです。今日のような逆方向への強い打球が出るようになったり、変化球を待ってホームランにするようになったりと着実に成長しているので、これからの活躍も期待したいです。

赤松、石原もそれなりに当たりは出ているので問題ないとして、あとは丸のところに廣瀬が入ってこれるのかどうか。

ここ数試合廣瀬を後半代打で送ってくることが多いのでおそらく廣瀬が使えるのかどうか見極めているのでしょうが、ここ数週間の試合ではノーヒットに終わっており、まだまだ復調しているとは言えない様子。今季は打率が低迷して控えに回ってしまって打線守備ともにマイナスを作っているので、早く昨年の調子を取り戻してもらいたいところです。

広島中日11回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 4 0 0 0 0 0 4 12 1
中日 2 1 1 0 1 0 0 0 X 5 7 0
戦評
6月24日(日)中日 vs. 広島 11回戦
中日は初回、ブランコの2ランで先制。その後4-4で迎えた5回裏には、和田の適時打で勝ち越しに成功した。投げては、完ぺきな救援を見せた2番手・ソーサが今季2勝目。敗れた広島は、4回に4点差を追いついたが、先発・バリントンが6回5失点と崩れ、3連勝ならず。
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2012062402/top

最近、というか今年に入ってからバリントンがぴりっとしない試合が多いですね。去年の終盤マエケンと二人で奮闘してたのが嘘のような崩れっぷりで、二軍も視野に入れて調整したほうがいいんではないかとも思わせるようなピッチング、では合ったんですがいいところが全くないわけではなくなんとも惜しいとおもわせるようなピッチングでした。
というわけで、今回は今年のカープの命運を決めかね無いというか確実に決めてしまうであろうバリントンについて考えてみます。今回は2011年と2012年のこれまでのデータ、だけだとどのくらい凄いのかとか悪いのかとか見づらい(というか自分がよくわからなかった)のでバリントンのセ・リーグにおける偏差値も計算してみました!
バリントン:広島東洋カープ

防御率 P/IP whip 被打率 被BABIP 被出塁率 被長打率 K/BB K/9 BB/9 HR/9 援護率 FIP LOB%
2011 2.42 14.5 1.11 0.247 0.279 0.303 0.331 3.16 5.99 1.89 0.35 3.31 3.15 78.60%
2012 4.15 14.9 1.23 0.26 0.302 0.303 0.356 3.15 6.89 2.19 0.33 1.7 2.68 56.80%
リーグ平均との偏差値 25.78 56.89 36.27 37.44 33.69 41.68 39.16 51.91 52.91 51.65 56.75 37.59 59.93 20.141
P/IP:一回あたりに投げる球数
FIP:守備の影響がなかった場合に記録される防御率 #1
被BABIPはインプレーの当たりの安打率
LOB%は出したランナーをどれだけ返さなかったかの率
セイバーメトリクスの考え方としては、打球がヒットになるか否かはピッチャー及び守備の能力よりも運の要素が強く影響し、年度によってブレが生じることが多いと言われている
(偏差値の算出にあたっては2012年度セ・リーグ規定投球回到達者を母体としました)

(データはすべてhttp://lcom.sakura.ne.jp/NulData/より引用)

バリントンの去年の特徴としては彼のプレースタイルである打ってとるピッチングが成績にも表れていて、インプレーのヒット率である被BABIPが高く(2011年度ワースト4位)、それに釣られる形で出塁率、非打率が上昇する傾向にあるものの、非常に高いホームラン阻止率(HR/9はリーグ一位)によって安定したテンポ良いピッチングを可能にしていました。

これと今年のデータを比べて見るわけですが、実は言うほどセイバーメトリクス的なデータで言えば変化は在りません。むしろ経年変化の少ない実力に寄るところの大きいとされる奪三振率、被ホームラン率は軒並み去年より良化しており、それによって守備から独立した防御率であるFIPも改善されています。K/BB,BB/9もセ・リーグ規定投球回到達者の中で平均以上とそれほど制球力が無くなったとか奪三振が取れなくなったといったことは見受けられません。

逆に悪化したのは被BABIP率、援護率(点取って上げてや野手…という場面は春先よくありました)、に加えてLOB%。特にLOB%の悪化は顕著で、6/26現在で規定投球回を到達している投手の中でダントツで最下位。偏差値はなんと20!!(偏差値20なんて聞いた事無いです、どんなFランや…)

つまるところランナーをおいて居る場面で、とんでも無い不運なぐらいことごとくタイムリーを打たれ続けているのが今年のバリントンのハイライトのよう。さてこの変化が果たして単なる不運なのか、はたまた実力の低下なのか。個人的には前者であるような気がしてならないのですが、あとはノムケンがいつまで我慢して使えるかどうか、バリントンが不振に悩み過ぎて精神的にまいってしまわない、等にかかってくるでしょう。

・おまけ

全体のサンプルを取って集計してとりあえず全員分の偏差値を出してみたのでめぼしい選手のデータを拾い上げてみました。
こうやってデータで見てもマエケン、杉内の能力の高さは圧巻です。

中田賢は四死球率の低さが異常ですね、これに奪三振能力が付けば手が付けられなくなりそうです。彼もバリントンマエケンと同じく見方の無援護に苦しんでます。
そして最後はサウスポーを集めてみました。能見も岩田もちょっと不運な失点が多いのかもしれません。
(グラフの形がぐちゃぐちゃなのはあれです眠いんです)

これからのこのグラフの変化を見るのも面白いかもしれません

#1
FIP=(13*本塁打+3*(四死球-敬遠+与死球)-2*奪三振)÷投球回+定数k
(k=リーグ平均防御率-(13*本塁打+3*(四死球-敬遠+与死球)-2*奪三振)÷投球回) 

2012年6月23日土曜日

中日広島第10回戦

さあさあ待ちわびたカープのリーグ戦初戦は中日と富山での試合です。
予告先発はマエケンと中田賢一。中田賢一は去年防御率4点台のぱっとしない投手だったのにかかわらず、今季はQS率100%,FIP(守備要因を除いたピッチャーの防御率)も2.53と我らがマエケンと遜色ない数字を記録していて、もはや半一軍ピッチャーとは呼べない投手となっています。手強い相手です(なんで中日はこういうピッチャーが毎年のように湧いてくるのでしょうか不思議です

今季のカープの中日との対戦成績を振り返ると
9試合で1勝6敗2分と大きく負け越してます
やはり眼を見張るのは中日の投手力。広島の打撃成績は打率は.200ちょっとしかなく得点は一試合平均1.5点。こんなんじゃ毎日マエケン投げてもイーブンに持ち込むのが精一杯なレベルです
幸いなことにここ数試合広島打線は好調なので、無理を承知ではありますが、頑張って3点は取っていただきたいところ。
それに加えて、去年は貧打貧打と言われた中日打線の調子もいいんですね、ここまで打率長打率その他指標ともにリーグトップレベル。去年のようにロースコアゲームとは行きそうにありません。
そういう意味でもマエケンの後に投げる中継ぎがうまく繋げれるかどうかにかかってくるでしょう。
今カープの中継ぎは岸本今村今井、帰ってきた菊地原、ミコライオ当たりが中心ですけど、岸本くんがこの中では安定感にかけてるので、制球よくストライク中心で勝負できるようになれるかどうかが注目点ですね。他に関しては最近はよく投げられてると思うので、普段通りのピッチングが出来れば大丈夫でしょう(たぶん

いい形で中継ぎにつなぐべく少しでも点を取りたいところです。頑張れ天谷!

2012年6月22日金曜日

交流戦終わっての初戦

今日から交流戦空けてのリーグ戦再開ですがカープは今日お休みだったので、巨人ヤクルト戦をラジオ放送でのんびり聞きながら、yahoo速報と交えて聞いてました。
結果はバレンティンの2発のホームランもあってヤクルトの快勝
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0 2 0 0 3 0 0 5 9 0
巨人 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 8 0
責任投手/本塁打
 勝利投手 [ ヤクルト ] 赤川(5勝4敗0S)
 敗戦投手 [ 巨人 ] 内海(6勝5敗0S)
 セーブ [ ヤクルト ] バーネット(1勝1敗17S)
 本塁打 [ ヤクルト ] バレンティン 16号(4回表ソロ) 17号(7回表3ラン)

 両先発はなかなかに調子が良かったと思います、赤川くんも初回にスリーベースを打たれたときは今日はどうかと思ったりもしたんですけどうまく立ち直り、内海もバレンティンにホームランを打たれた以外はそれほど良くもなく悪くもなくなピッチングではあったんですけど、宮出にインコース綺麗に履いて追加点とられたのも大きかったかなー。あれもバッターが上手でした。
それはしょうがないとして、今日はちょっとフォアボールが多くて球数投げすぎ。それで6回で100球ちょっと費やして降板、後に続投の福田が捕まるーって流れになってしまったのは惜しかったかな。
まあでもこれは結果論なんでなんとも言え無いところです、ヤクルト打線がうまく粘ったのも大きいですし。でもエースとしてはアレだけ玉投げさせられて降板ってのは△ですね

終盤巨人はチャンス作るところまで行ってたんですけど後一本が出ない、が続きました。
7,8,9回でヒット7本フォアボール2つってこれだけ聞くと5,6点とっても何もおかしくない気はするんですがやはりチャンスで凡退&三振、そして併殺打と運も悪かったかな。
最後の小笠原の打席もいいところで回ってきたんですけど三振で…
もうガッツは限界見えてるのかな、と昔から好きな選手なだけに悲しくなってしまいました
なんとかもう一花咲かせるべく復活してほしいところです。

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2012062201/top
ジャイアンツストリーム
http://www.giants.jp/G/gstream/

てすと

気まぐれで始めては気まぐれで消し続け今何代目だろうか
最初はseesaaだったのは多分合ってる。あの時は自分でレイアウトいじったりして元気だったなーとか思い出してしまったり。もう最近はそんな元気が出ないあたり年取ってる
でまた気まぐれで新しく作ってみたわけですけど、今回は野球中心にいろいろかいてみようかなと思ってます。大学生になって野球観戦に行く回数が格段に増えたってのもあって、今まで以上にプロ野球に触れる機会が増えたんで、いろいろな情報みる機会も増えてーってのもあるので、それをまとめることメインでやりたいです。